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2013  22:15:22

元ネットワークエンジニアの断片力と総合力の考察

最近になってようやくネスペ午後Ⅰ試験問題に着手しましたが、今頃になって午前試験と午後試験で求められる性質の差異に戸惑っています^^;。
一言でいうなら、それは「断片力」と「総合力」の2つに大別する事が出来ると考えます。

尚、最初に断っておきますが、この2つの用語は私が作った造語です。
このような言い方をするかどうかは定かではありませんので、悪しからず。


簡単に言えば、「断片力」とは、知識の一部を活用・動員して解答を導く力の事です。
具体的に言えば、ある事柄に対して該当するものを答えたり説明したりする力の事です。
特徴としては、特定分野のある一部分をピックアップして、その事について考えさせたり用語等を説明する等があります。
端的に事柄を問われている場合に、ピンポイントで解答を導く手法となります。

その為、求められている解答の幅は狭く、まさに断片的な知識で対応する事が出来ます。
つまり、各分野及び知識に繋がりを求められません。
問題に解答出来るだけの情報さえあれば足りることになります。

このような特徴を持っているのが、所謂「選択解答方式」になります。


一方、「総合力」とは、簡単に言えば横断的に知識を活用して、複数の要素を組み合わせ一つの事象に辿り着いたり、関連する事柄から求められている解答を導く力となります。
具体的に言えば、ある事柄に対して必要となる情報を集め、それらを効果的に組み合わせ一つの事実を導く作業になります。
特徴としては、複数分野に及ぶ知識を活用し、必要となる情報を整理し、それぞれの要素をつなぎ合わせて解答を導くものです。
様々な条件や、複数分野の知識を活用して解答を導く場合に必要となる力です。


上記の説明から明らかだと思われますが、前者は「一つ一つの知識を取り出して確認するもの」、後者は「様々な情報を組み合わせて、解答に必要な情報を導き出すもの」となります。
どちらが解答を行うに当たって困難かは一目瞭然だと思います。

このような特徴を持っているのが、所謂「記述式」や「論述式」と呼ばれる与えられた情報を駆使して解答を導く方式となります。
これらに対応する為には先に述べた「総合力」が不可欠です。
ネスペの午後試験はまさにその「総合力」が問われているのです。

複数分野の知識、時にはネットワーク分野に留まらない広範囲な知識を活用して解答を導く必要があります。。


問題を解くに当たっては、まず問題文が一体何を聞いており、何が目的なのかを理解する事が大切です。
更に、問題文を読み解く為にどのような知識・技術が必要で、それらをどのように組み合わせて考えれば解答に辿り着けるかを考える必要があります。
基本的に、特定の分野に特化した知識だけで問題に挑んでも殆どの場合、そこで行き詰まってしまいます。

複数の分野に渡る知識を引き出し、その中でもどのような情報が必要なのか考え、それらを整理した上で解答を作成する必要があるのです。

このような作業に慣れている人にとっては、横断的な知識を活用する事を得意とされているかもしれません。
しかし、各々の知識の繋がりを意識して来なかった人にとっては困難を極める試験だと考えます。
まさに本当の意味で知識を使いこなせるかを試しているものと言えます。

このような「総合力」とは、知識は基より、それらの知識の繋がり、また、それらをどのように活用していくのかを考える作業に他ならないと考えます。

その為には、何が問題になっているのかを考える思考力、問題の本質は何かを見抜く読解力及び洞察力、解答を導く為の条件整理と情報の取捨選択能力、集めた情報を組み合わせる文章構成力等、様々な力を同時に要求されます。
このように改めて色々考察してみると、相当シビアな試験だという事がわかります。

従って「総合力」を身に付けるのは容易いことではありません。
日々の学習の積み重ねは基より、普段から各々の要素の繋がりを意識した学習に取り組む必要があります。
また、現場判断で身に付く生きた知識も必要とされる場面もあります。
そのような様々な側面で物事を考え、考察する癖を普段から付けておく事が大切です。

また「総合力」のある人は同時に「断片力」も備わっていると考えられます。
それは普段から広い視野で物事を見ている事により、各要素がどのように機能しているか感覚で判断出来るためです。

一方、「断片力」の優れている人は、ポイントとなるキーワードや事柄を記憶し、それらをいつ何時でも引き出す事が出来ます。
非常に引き出しが多く、沢山の知識を活用する事が出来ます。

但し、物事の視点が変わったり、その知識が何に活用されているか問われた時、即座に答えを出す事ができないでしょう。
それは基本的に一方向で物事を考えており、少し違った見方をした場合に、他の情報との結び付きが意識出来てない為、何が求められているか理解出来ないからです。

そして、私はどちらかと言えば、そのような「断片力」に依存してきたタイプと言えます。

私は「総合力」を磨くような訓練を積んでこなかった為、文章の読解はおろか、必要となる情報が何なのかさえ掴めずにいます。

詳細に問題を解説している書籍を読んでも、なぜその解答になるのか理解出来なかったり、そもそも必要となる情報についての知識も充分にない事を痛感しました。
自らの地頭のなさを思い知らされています。


例えば、ネスペ過去問平成23年午前Ⅰ試験問Ⅰでは、問題に解答する為に様々な知識を要求されます。

イーサネットで使用するLANケーブルのカテゴリ毎の特徴や、光ファイバーで用いるマルチモードとシングルモード規格やその周波数や伝送距離の違い等、一つ一つは断片的に知識はあるのですが、これらの特徴によってどの規格を採用するか等、各々の特徴について理解していなければ解けない問題等があります。

また、PLCでの電力線通信や、同軸ケーブルでの通信、及び電話回線を利用したVDSLの、それぞれの周波数や伝送距離について理解していないと解けない問題等、知識として持っていなかった情報について問われており、自身の知識不足を痛感するに至りました。
具体的には条件を満たす為の、必要充分な帯域及び通信遅延を考え、採用する製品を選択するという作業になります。

更に一定の帯域を確保する為の技術についても問われており、フロー(通信の流れ)をどのように制御すれば均一の帯域を確保出来るか等、問題文で問われている内容から答えを推測して解答するものがありました。

尚、条件として無線LANが使用出来ないというのがあるのですが、なぜそれが使用出来ないかその理由を問題文から考えないと解けない問題もあります。
この問題に解答する為には無線LANに関する広範な知識が要求されます。

これらの問題は全て問題文に沿って解答する必要があり、その上で解答に必要な情報を組み合わせる必要があります。
その際、考えられる全ての要素や要因を加味して解答する必要があります。
先に述べた、無線LANが使えないという条件及びケーブル規格や通信機器選定等の条件を考慮して解答するわけです。

つまり、それらについての知識が不足していれば、解答を作成する事は困難となります。
まさに先に述べた「総合力」が問われているわけです。


私は今回ネスペを受験する決意をしましたが、このような現状を鑑みるに、まだまだ自身の実力はネスペを攻略するには至っていないと考えます。


よって、残された時間を「総合力」の訓練に費やしたく存じます。
試験まで本日で後29日程となりましたが、その短い期間で出来るだけの事をしようと思います。
今の実力ではネスペに合格出来る確率は限りなく低いでしょう。

兼ねてから申し上げているように、最低でも午前Ⅰ突破、あわよくばネスペ合格を画策しておりますw。
もし、受かっちゃったらそれは私の実力ではないと思います(ちょw)。
でも、勝てば官軍(笑)と言いますし、挑戦しなければ何も始まらないと思いますw。

本当の意味での実力を身に付ける為に日々精進していきたく存じます。
私と同様ネスペに挑戦される皆さま、是非共に頑張りましょう。


ここまでお読み頂き有難うございました^^。
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